標津線

標津線

標津線は釧網本線標茶駅から分岐して根室標津駅に至る本線（路線総延長69.4km）と根室本線厚床駅と中標津駅を結ぶ支線（47.5km）から成り立っていました。1989年（平成元年）4月30日に全線が廃止されました。

根室標津駅跡

標津線の終着駅の根室標津駅はコンクリート造りの立派な駅舎でしたが、現在は取り壊されこのようになっています。反対側に転車台が残っているのですが、準備不足でそのことを知らず今回見ることができませんでした。

中標津駅跡

標津線廃止後は中標津駅跡はバスターミナルになっています。敷地の片隅に中標津駅であったことを示す碑が建っていました（写真）。

奥行臼駅跡

標津線の支線のほうですが、奥行臼駅が当時のまま保存されています。かつて駅前から別海村営軌道が発着していました。保存状態もよく、ホームに立っていると今にも列車がやってきそうな気がしました。