開城

高麗博物館

もともとは11世紀初め頃に大明宮という高麗の別宮として建てられました。当時外国からの使者を泊める宿所に使用され、順天館と呼んでいました。また、儒教教理に関する事務をつかさどる崇文館としても使用されました。１089年に最高教育機関である国子監がここに移され、1310年に成均館と改めました。1987年8月に高麗博物館となり、1000余点の文化財が展示されているとのことです。※高麗博物館は北朝鮮発行のガイドブックには「成均館」として載っています。

コリョパクムルグァンアンネド

（高麗博物館案内図）

外三門

明倫堂

みやげ物売り場、高麗人参酒や高麗人茶など主に食品を売っていました。コチジャンを２つ買いました。

ちょっと写真が少なかったですね。せっかくきたのにもう少し写真を撮ればよかったと思っています。この後、博物館の入口でガイドの李さんの彼女と偶然会うのですが、ピンクのチマチョゴリをきたかわいいお嬢さんでした。何で李さんの彼女だってわかったかって？だって李さんうれしそうに自分から教えてくれるんだもの。　(^o^;)

出発までまだ時間があったので、博物館入口の前にあるおみやげ物屋と露店をのぞいてみました。おみやげ物屋では、大きな朝鮮半島の地図が置いてありました。神田のレインボー通商でまったく同じ地図を買って持っているのですが、私の持っているものは買った当初から結構ボロボロで、ここで新品のものを買っておけばよかったとちょっと後悔しています。　(^o^;)

昼食

北からでも南からでも板門店をみた後は昼食です（爆）。南は軍の基地の食堂でローストビーフでしたが、北では統一館というレストランでの昼食です。　(^o^;)

飯床器（パンサンギ）という宮廷料理がでてきました。

パンサンギという料理名は今回お世話になった中外旅行社の予定表にでていたのですが、北朝鮮発行のガイドブックをみても名前が載っていません。辞書で調べてみるとパンサンギは「膳立てに用いる一そろいの食器」と書かれています。本当は別の名前があるのかもしれませんね。　(^o^;)

蔘鶏湯

開城名物の蔘鶏湯（サムゲタン）です。たぶん開城を訪れる人々がそうであるように私も蔘鶏湯を食べるのを楽しみにしていたので、よせばいいのにオプションで注文してしまいました。宮塚利雄著「北朝鮮ツアー報告」や他の人の旅行記などを読むと、とても蔘鶏湯とは思えないような細かく裂かれた鶏肉や、スープのほとんどない鶏肉がでてきてがっかりした話がありましたが、私のときはちゃんとしたものがでてきました。味もソウルのロッテ百貨店で食べた蔘鶏湯とくらべても遜色ありませんでした。ただ、ソウルで食べたものは雛鳥が1羽丸ごとだったのに対し、開城のは親鳥（だと思います）が半分はいっていました。量もソウルで食べたものの倍くらい（爆）ありました。　　(^o^;)

スープがなくなるとウェイトレスさんがスープを継ぎ足しにきてくれました。

他の人たちは仲間で分けて食べていましたが、私は独り参加ですので、独りで1人前食べました。量が半端じゃなかったです。　(^o^;)

別料金を払った手前、気合を入れて残さず平らげました。パンサンギは・・・・・残してしまいました（罰当たり・・・・笑）。　　(^o^;)

開城の昼食は蔘鶏湯だけにして欲しいものです。　(^o^;)

開城の町

食事の後、出発まで時間があったので、統一館の前でぼけ～っとしてました。目の前には写真で何度となくみたことのある２つのビルが建っていました。

上の写真の反対側は子男山（チャナムサン）という山で金日成主席の銅像が建っています。近くまでいってみたかったのですが、いつ出発するかもわからなかったので、写真に撮っただけで我慢しました（充分いってもどってくるぐらいの時間があったのですが・・・）。　(^o^;)

開城

高麗博物館

昼食

蔘鶏湯

開城の町

開城市郊外の風景